事務局長のつぶやき (7月)

■事務局長のつぶやき Vol.7 2025.7月

 皆様いかがお過ごしでしょうか。夏休みの季節になりましたね。日本の施餓鬼やお盆を機に、日本へ一時帰国される方も多いかと思います。久しぶりに味わうご家族との団らんやご実家とのふれあいは、きっと秋からのビジネス遂行に大きなエネルギーになることでしょう。身体も心もリフレッシュして、また香港へ戻ってきてください。



 さて、商工会議所では7月上旬に大湾区委員会が主催となって、北部都会区を視察しました。詳しくは当所HPの「お知らせ」をご覧ください。これまでの関連行事を振り返りますと、今年3月には深圳視察として、ドローンによる低空経済、最新の自動運転技術、二足歩行ロボット最前線視察、そして念願だったBYD訪問などを行いました。「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、近未来には当たり前のように享受するであろう先端技術が実証されているダイナミックさとチャレンジングでタフな中国人の精神性を肌で感じ、あらためて日本はこれからどう生きていくべきなのかと思案しました。いずれにしても大湾区経済発展計画の中で、先進でホットな深圳エリアと、対岸に位置する香港北部都会区の両方を視察できたことは、ご参加いただいた会員企業の皆さんにとっては、大変意義深かったと思います。このエリアは、今後も大きな変化を遂げると思います。目が離せません。商工会議所として、これからも定期的な情報収集と視察を計画していきたいと思います。


 ちょうど一年前になりますが、昨年7月27日にパキスタンの名峰K2西壁の未踏ルートを登攀(とうはん)していた日本の登山家2人が、同日午前7時、約7550メートルから氷と共に滑落し、その後死亡が確認されました。ご記憶の方も多くおられると思います。彼らは世界的にも有名な登山家で、登山界のアカデミー賞にあたるピオレドールを受賞しています。先日NHKで、彼らのこれまでの軌跡と、K2で亡くなる寸前までの様子を放映していました。荒天に見舞われ、ベースキャンプやその先の山頂アタックの拠点となるキャンプに留まることを余儀なくされている時の彼らが残した言葉として、「頂上を目指し、山頂に登りきる結果よりも、登るための準備や難題に挑戦する経験こそが、一番大事なのだ」と言い、今回も「行けるところまで、行ければそれでよい」とありました。これは、香港経済が振るわず、日本から観た香港のレピュテーションが未だに回復しない中で、売上はじめ目標数字と現実の乖離など、様々な課題を抱える会員企業の皆様にとって、本社からのプレッシャーや己(おのれ)に課した目標達成のために、何とか良い結果を出さなければと、チャレンジングにもがく姿は、このK2登頂を目指した日本人登山家と重なります。しかし時には、この日本人登山家のように、「行けるところまで、行ければそれでよい」といった言葉を自分自身にかけてあげても良いのではと思います。精いっぱい頑張っている事は自身が一番わかっているのですから。


 商工会議所では、新しい取り組みを積極的に取り入れていきたいと思います。皆様のビジネス拡大に資する取り組みがありましたら、ぜひ事務局長までご連絡ください。商工会議所も、この厳しい香港経済の中で、変化を恐れず、チャレンジングに新たな取り組みをしていきます。お時間がある時にHPを観てください。新たにEvents Calendarを設けました。今後どのような部会活動やイベントなどが予定されているかをご覧いただけます。今後の商工会議所活動へのご参加にお役立てください。


 暑くて、この高い湿度の中での仕事や生活は、身体に大変堪えますが、チャレンジングな登山のように一歩一歩、淡々と、そしてしっかり足場を固めて、元気に乗り切りましょう!



7月-8月のイベント情報:

イベント、活動報告(7月) | HKJCCI

The Hong Kong Japanese Chamber of Commerce and Industry, Andrea Tse 2025年7月31日
このポストをシェア
タグ
アーカイブ