FSIE税制に関するIRDの最新FAQガイダンス

Ernst & Young (EY) より

EY が2025年8月12日付けで公開しているレポートです。

主な内容は以下の通りです:

2025年8月12日付のEY「Hong Kong Tax Alert」では、香港内国歳入局(IRD)がFSIE(国外源泉所得非課税制度)に関するFAQを更新し、税務上の取り扱いを明確化しました。主なポイントは以下の通りです。持分法による関連会社の利益認識は、配当宣言がない限り配当所得と見なされず、債券償還や転換社債の株式転換も「譲渡益」には該当しません。また、譲渡益に関連する直接費用は損金算入可能ですが、資本性の間接費用は対象外です。さらに、香港と経済的関連性のない海外子会社からの現物配当は、香港で「受領された」とは見なされないとされています。これらのガイダンスはFSIE税制の適用判断に重要な示唆を与えるものです。

レポートはこちらのファイルをご確認ください。

 これまで発行した香港タックスアラートについては、バックナンバーをクリックしてください。


FSIE税制に関するIRDの最新FAQガイダンス
The Hong Kong Japanese Chamber of Commerce and Industry 2025年9月11日
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